肥満

肥満に使う漢方薬

いわゆるダイエット漢方として有名なのが、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)と防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)です。

当店のダイエット相談は、薬剤師の坂田武士先生が考案したファスティングプログラムである『オプティマム・ファスティング』に漢方薬を併用する方法をオススメしています。ファスティングと一緒に漢方薬による体質改善を行っていくので、長期的なダイエット効果が期待できます。ご興味のある方は、ぜひこちらのダイエット相談ページを御覧ください。


タイプ別の解説

1. リンゴ型肥満(内蔵脂肪型肥満)

内臓脂肪が過剰に蓄積し、ウエストまわりが太いタイプです。暴飲暴食、慢性疾患、加齢などから、ドロドロ血液による血行不良を起こして脂肪がたまった状態です。

よく使われる漢方薬

2. 洋ナシ型肥満(皮下脂肪型肥満)

皮下組織に脂肪が蓄積し、腰回り、お尻など下半身が太いタイプです。胃腸の働きが弱いため、水分代謝が落ちて体内に余分な水分や汚れが溜まってしまいます。いわゆる水太りのような肥満で、水分代謝を改善する防已黄耆湯がおすすめです。

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3. 痩せ型肥満(あまり食べないのに太る肥満)

見た目は痩せているのに、内臓脂肪が多いタイプです。年齢を重ねて痩せにくくなった方が多いです。胃腸の働きが弱まり、エネルギー不足になっています。体を動かすのが億劫になって脂肪燃焼が不十分になり、「あまり食べていないのに太る」という状態になります。痩せようとして無理に食事制限をすると、さらにエネルギーが不足してしまうので注意が必要です。

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実際にあった症例

当店に寄せられた『喜びの声』の中から、このページの症状と関連のある事例についてご紹介します。

30代・女性

この方はもともと、生理に伴う頭痛や吐き気などの症状でご相談に来ていました。
血流の悪さや胃腸の乱れがみられたため、それらを改善する漢方薬を処方したところ、服用2週間で以前は入らなかったズボンが入るようになったと喜ばれました。
治療を続けていくうちに、体重も3kgほど痩せたそうです。

40代・男性

この方は全身に強いむくみがあり、水分代謝の異常がみられました。
胃腸を整えたり水分代謝を調節する漢方薬を中心に処方したところ、日中に飲む水分量が劇的に減ったそうです。最初に膝まわりのむくみが取れ、しだいに顔や腕もすっきりしていきました。
また、以前はラーメンが大好きでよく通っていましたが、胃腸が整ったことでラーメンを食べたい欲求が少なくなったそうです。

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