【漢方薬】50代・女性 不眠症

◆ ご相談された症状

不眠

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

30年以上前からかかりつけ医が漢方を処方する先生で、漢方の力はすごいと思っていました。今回初の漢方薬局で近い時期に漢方医にも行きました。
同じ不眠でも、こちらの薬局の処方がぴたりと効き、飲み始め2日目から効果を感じました。
気候影響まで考えて処方してくれたのも、他の先生と違い、私にはぴたりと合うようです。

桃華堂からのコメント

この方はご自身の健康や知り合いの不幸、コロナの不安などが重なり一時期不安性を発症してしまいました。その後不安感は少なくなりましたが、不眠症だけ残ってしまったそうです。眠れる日に波があり、ひどい日は朝まで眠れないことがありました。酸棗仁湯(さんそうにんとう)や桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)などをすでに試しており、服用して多少効果があったようでした。

とても真面目な方で、体の限界以上に頑張りすぎてしまうところがあるようでした。舌を拝見したところ、赤みが強く、余分な熱がこもっている状態でした。人は深部体温が下がったときに眠気を感じ、深い睡眠に入ることができます。不安感や使命感によるストレスが熱を生み出していると考え、熱を冷まし自律神経を整える温胆湯(うんたんとう)や滋陰降火湯(じいんこうかとう)を中心に漢方薬をお渡ししました。

1ヶ月の服用で睡眠は改善し、その後服用を中止しても眠れているようです。自律神経を整える漢方薬はたくさんありますが、本人の寒熱に合わせて処方することでより効果を発揮しやすくなります。そうした熱の有無を判定するのに、舌診はとても役に立ちます。