【漢方薬】30代・男性 腹痛・下痢

◆ ご相談された症状

学生時代からの腹痛(便意・軟便)
複数の病院に行ってもよくなりませんでした

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

イリボーを飲み続けても変わらなかった下痢が、徐々に改善され症状が出る日のほうが少なくなりました。
(ドリンクと足湯も楽しみの1つでした。)

桃華堂からのコメント

この方は学生の頃より腹痛に悩まされており、下痢型過敏性腸症候群の薬であるイリボーを服用していても改善がみられませんでした。我慢しづらい便意が朝に2回、仕事中に1回あり、2回目からは下痢に変わっていました。

お腹に直接手を当ててもらうと、手のひらよりお腹の方が冷たいようでした。下痢と腹痛の原因はお腹の冷えにあると考え、人参湯(にんじんとう)をお渡ししました。舌を拝見したところ、お腹の冷えに反して赤みが強く、上半身は熱がこもっているようでしたので、同時に上の熱を冷ます漢方薬も一緒にお渡ししました。

下痢のご相談は早めに効果が出る場合が多いですが、この方は学生の頃より続いているだけあってかなり頑固な症状でした。1ヶ月服用していただいた頃から徐々に症状が改善していき、大部分の症状が改善するまでに3ヶ月以上かかりました。現在はイリボーを服用していなくても問題なく過ごせているようです。

時間がかかった理由は、冷えと熱の症状が混在していたためです。お腹から下は冷えていましたが、上半身には熱がこもっており、単純に体を温めるだけでは上の熱を助長してしまうため、寒熱のバランスを細かくとる必要がありました。最近では暖房が発達したせいか、単純に冷えている方は少ないため、舌をみて細かく診断する必要があります。このような方は、なるべく下半身を温かくして、上半身を涼しくすると寒熱のバランスが整いやすくなります。

前の記事

【漢方薬】50代・女性 めまい

次の記事

【漢方薬】50代・女性 不眠症