【漢方相談】50代・女性 下痢・頭痛・不眠

◆ ご相談された症状

突然の下痢や腹痛があったり、お腹の張りがあり、とにかく胃腸の調子が悪い。
頭痛・不眠

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

お腹の状態は冷えが原因ということで、漢方薬を飲むことと、自分でも冷えないように気をつけるようにしたら改善された。

ストレスを受けやすく、自律神経の乱れがあったが、自覚して休むようにしたり、気分転換をすることで体調も精神的にも楽になった。

更年期でもあり、体調が変化していく中で、自分の心と体を見つめ直すきっかけになりました。ありがとうございました!

桃華堂からのコメント

この方はもともと胃腸が弱く、1年ほど前からは食後に急な下痢をするようになりました。雨の日には頭痛がして、たまに吐き気もするそうです。寝付きが悪く、寝付くのに1~2時間ほどかかっていました。これらの不調のために病院で検査を受けても、特に異常はみられませんでした。

舌を拝見したところ、縁の色が濃く、自律神経が乱れている状態でした。食後の下痢や吐き気を伴う頭痛は、胃腸が弱って冷えているために引き起こされていると考え、胃腸を温めながら下痢を改善する人参湯(にんじんとう)を中心に処方しました。ストレスの緩和のために自律神経を整える五加参(ごかじん)なども加えながら、約2ヶ月ほど服用していただいたところでほぼ症状が改善したため、現在は漢方治療を終了しています。

胃腸は、自律神経の乱れに対して過剰に反応します。ストレス過多の状態では胃腸の動きが悪くなり、動きが悪い胃腸はどんどん冷えていきます。一度冷えきってしまった胃腸は自力で温め直すことが難しく、外から温めてもあまり効果がありません。そのため、漢方薬で内側から温める必要があります。特に病院の検査で異常がない方は、胃腸の冷えが原因となっていることがあるため、ぜひ漢方治療を検討してみてください。