【漢方相談】60代・女性 夜間頻尿
◆ ご相談された症状
夜のトイレの回数
イライラ・ストレス
◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?
トイレの回数も減り、イライラ・ストレスも少しずつ変わり今のところ落ち着いている。
今はとても体調が良く、色々とお世話になっています。
この先何かあったら直ぐに相談したいと思います。
桃華堂からのコメント
この方の夜間頻尿は良い時で3時間に1回、ひどい時は1時間に1回夜中にトイレに起きてしまうという頻度で、睡眠に影響が出ていました。寝る前に水をよく飲んでおり、喉が渇いていなくても飲む習慣がありました。
舌を拝見したところ、色が暗く、表面にはひび割れがありました。内臓が冷えて水分代謝が悪い状態にあると考え、寝る前の水分摂取はコップ半分程度に抑えてもらい、漢方薬はお腹を温める小建中湯(しょうけんちゅうとう)と、五臓の「腎」を補う貴緑宝(きろくほう)を配合しました。また、イライラには自律神経を整える五加参(ごかじん)を配合しました。
服用開始から最初の2週間で夜間頻尿の回数が減りはじめ、その後も服用を続けていただくと、起きる回数は1~2回程度になり、安定して眠れるようにもなりました。体調が整ったことでストレスやイライラとも落ち着いて向き合えるようになり、現在は服用を終了しています。