【漢方相談】50代・女性 更年期障害・胃の不調

◆ ご相談された症状

更年期障害、胃の不調、不安感、むくみ、だるさ

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

相談内容と舌の診断によるお薬の調合が合っていて、服用を続けるうちに楽になっていきました。

ありがとうございました。
また何かありましたら、よろしくお願いします。

桃華堂からのコメント

この方は更年期障害による自律神経の失調と、漠然とした不安感でご相談に来られました。身近な人の不幸を機に、ちょっとした不調から不安を感じるようになっていました。手は異常に温かく常にぽかぽかしており、昔から胃腸が弱い傾向がありました。

舌を拝見したところ、縁が赤くなっており、ストレスを感じているようでした。更年期障害には、気の巡りをよくして自律神経を整える逍遙散(しょうようさん)を配合いたしました。手のぽかぽかは潤いが不足して熱がこもっていることが原因と考え、体を潤す六味地黄丸(ろくみじおうがん)もあわせて配合いたしました。

2週間の服用ではじめに改善したのは手の熱感です。その後も逍遙散を中心に胃薬をあわせて調合し、その他の症状も徐々に改善していきました。毎年梅雨になると寝込んでいたのが普通に過ごせるようになり、症状も落ち着いていたことから、約3ヶ月の服用で漢方治療を終了しています。