【漢方薬×鍼灸】50代・女性 不眠症・自律神経の乱れ

◆ ご相談された症状

自律神経の乱れ

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

多くの症状に悩まされていましたが漢方と鍼治療のおかげで、どんどん改善していきました。
最後まで残ると言われた不眠も、病院で処方された睡眠薬を飲まなくても寝られるようになりました。
また困ったら、こちらに来たいと思います。ありがとうございました。

桃華堂からのコメント

この方は耳鳴りや食欲不振、息苦しさ、不眠など、自律神経の乱れからくる様々な不定愁訴に悩まされていました。

漢方薬は動悸や息切れによい炙甘草湯(しゃかんぞうとう)を中心に、まずは胃腸を整える漢方薬から始めました。胃もたれがよくなり食欲が戻ってきたところで睡眠によい漢方薬に変え、約2ヶ月の服用で睡眠薬がなくても眠れるようになりました。

複数の症状がある場合、まずは胃腸の改善を優先させることが多いです。漢方薬も食事と同じで口から体内に入って胃腸から吸収されます。消化吸収が健全でなければ漢方薬も本来の力を発揮できません。さらに、睡眠に関係する五臓の「腎」を補う漢方薬は吸収されにくく、胃にもたれやすいという特徴もあります。今回の方の場合も胃腸を先に治療したことで、その後に変更した「腎」を補う漢方薬で胃もたれを起こすことはありませんでした。

また、鍼灸治療についても同様に、まずは胃腸を元気にすることを最優先に考えます。そのため、胃腸のツボである『足三里』や『脾兪』にはりをして胃腸の機能をととのえ、漢方薬がスムーズに吸収されるように調整しました。そして、吸収された漢方薬がしっかりと目的の部位まで届くよう、全身の血流を良くすることで漢方薬の働きをサポートしました。

睡眠薬を止めるというのは簡単なことではなく、依存度にも個人差がありますが、漢方薬と鍼灸を併用することで速やかに改善することができた症例です。

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