【漢方相談】70代・女性 脊柱菅狭窄症

◆ ご相談された症状

脊柱菅狭窄症の痛み

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

痛みがなくなり動きが楽になりました。

桃華堂からのコメント

60代の頃に脊柱菅狭窄症を発症し、ここ1~2年で悪化して歩くと腰だけでなく足が痛くなるとのことでご相談にいらっしゃいました。腰は常に重だるく、特に側面が痛むそうです。

舌診では歯痕(しこん:舌のふちに歯の痕がついている状態)がみられ、黄色の苔もついていました。水の巡りが悪い状態であると判断し、胃薬と水分代謝をよくする五苓散(ごれいさん)を中心に処方しました。

7日間の服用でまず膝の痛みがとれました。腰の重だるさは残っていたので、「腎」を補う漢方薬を合わせて処方しました。約1ヶ月の服用で腰痛もほぼよくなり、腰に負担をかけた時のみ少し重だるくなる程度まで回復しました。現在は漢方薬の服用を終了しており、その後も問題ないようです。