威霊仙(いれいせん)

威霊仙

基原

キンポウゲ科RanunculaceaeシナボタンヅルClematis chinensis Osbeck、その他同属植物の根及び根茎

性味

辛・鹹、温

帰経

膀胱

効能・効果

①祛風除湿
②通絡止痛
③消痰逐飲

主な漢方薬

疎経活血湯(そけいかっけつとう)
二朮湯(にじゅつとう)

特徴

風邪(ふうじゃ)と湿邪(しつじゃ)が関節や経絡を犯すと、痛みやしびれなどの症状が出ます。威霊仙の祛風除湿・通絡止痛とは、経絡の湿を除き、痛みやしびれを取り去るということです。四肢の関節痛やしびれ、リウマチ、痛風、筋肉痛、腰痛など痛みに関する疾患に幅広く使われます。

体の中の余分な水分(痰・飲など)を取り除く作用があるため、咳や呼吸困難などにも用いられます。

威霊仙が含まれている疎経活血湯(そけいかっけつとう)は痛みによく、二朮湯(にじゅつとう)は水の巡りの改善によい漢方薬です。

威霊仙には骨を柔らかくする作用があるので、魚の骨が喉に引っかかったときに、威霊仙を煎じたものをゆっくり飲むという使われ方もあります。