【漢方相談】30代・女性 不正出血

◆ ご相談された症状

不正出血(排卵期)がダラダラ続いていた。
相談時に胃が関係していると教えていただき、朝お腹が空かない、昼に外食すると夜までお腹空かない・重いことが気になっていたのでお伝えしました。

◆ ご相談されて症状はどう変わりましたか?

翌月からは排卵期の出血がなくなりました!!
以前よりも全体的に食事量が増えました。
昼に外食しても夜食べられたり、お腹が重く感じることが減りました!!
とても詳しくしっかりお話を聞いて下さり感謝です。ありがとうございます。

桃華堂からのコメント

この方の排卵期出血は元々、トイレットペーパーに付く程度の血液量でしたが、その量が次第に増えてきたため相談に来られました。体質については胃腸があまり強くなく、朝食や昼食をあまり食べないそうです。

舌を拝見したところ、縁の色が濃くなっており、ストレス過多の所見がみられました。お話を聞くと、仕事が忙しくて休みの日も心が落ち着かず、不安感を強く感じているようでした。

東洋医学では、胃腸が弱ると血液が漏れ出やすくなり、出血症状の原因になると考えられています。この方の場合、ストレスによって胃腸が弱り、その結果として不正出血が起きていると思われました。

そのため漢方治療では、自律神経を整えストレスを緩和する五加参(ごかじん)と、胃腸を元気にする帰耆建中湯(きぎけんちゅうとう)を中心に処方しました。

漢方薬を服用している間は一度も不正出血は起きず、2ヶ月ほど漢方薬を続けるうちに胃腸の調子も良くなっていきました。そのため継続的な漢方治療を終了し、現在はまれに不正出血が出てしまった場合に限定して漢方薬を服用していただいております。

胃腸はストレスにとても弱い臓器です。そのため、根本的な改善には原因となっているストレスの解消が必要となります。しかしながら、全くのストレスフリーというのは現実的に難しいため、漢方薬をうまく使いながら体をサポートしていくことが有効です。